高齢者ドライバーの自動車免許の自主返納が増えています。19年度には60万人の方が返納しており、その中で75歳以上の方が6割を締めたそうです。
年令を重ねていくと視力、判断力が落ちてくるのは仕方がないこと。
しかし生活のために車を使用している方は、免許返納をするには移動手段の問題がでてきます。
現在免許返納後の交通機関はおおきく3つありますが、それぞれ対応できていない部分もあるのが現実です。
- バス・・・・・価格は安いが近年は本数が少ない。
- タクシー・・・価格が高く年金生活者には日常的に使いにくい。
- 介護タクシー・・・タクシーよりは利便性はあるがこちらも料金が高い。
- 家族・・・同居する家族もいるが、働いているので時間を合わせることが難しく頼みにくい。

その問題を解決するために電動カート(シニアカー・セニアカー)が活躍しています。
例えばご自宅から買い物に行く場合、徒歩で行くにはちょっと遠いくらいのお店であれば、ご自宅からお店まで電動カートに乗って行き、荷物は電動カートのかごに乗せて楽に帰ってくることが出来ます。
また、通院などで街へ出ないといけない場合はバス乗り場まで電動カートに乗っていき、バスへ乗り継いで病院へ行くこともできます。

もっともっと交通機関が整備され、高齢の方が利用しやすい状態になればいいのですが、もう少し時間がかかりそうなのでそれまでの交通機関と家との間を埋める交通手段として電動カートは高齢の方のお役に立てると信じております。
電動カートのご利用希望の際には、電動カート専門店のらくほへご相談ください。→電動カートへ